QGIS3をWindows上でBUILD

参考サイト

更に正確なサイト

Compiling QGIS on Windows

セットアップ先

Windows10(Pro) 64bit

CMakeをインストール

cmake-3.13.0-win64-x64.zipをダウンロードしてC:\Program Files\cmakeにインストール

cygwinをインストール

cygwinをC:\cygwinにインストール

※デフォルトのインストール先はC:\cygwin64

cygwinよりflex(2.6.4-2)とBison(3.0.2-1)をインストール

Gitをインストール

GitのサイトよりGit-2.19.2-64-bit.exeをダウンロード後、C:\Gitにインストール

C:\Git\cmdにPATHを通す

Visual Studio 2015をインストール

Visual Studio 2015 Pro Update 3をインストールする

※Communityでも同じ?

Windows 10 SDK 10.0.14393.0 を必ず選択してインストール(package-nightly.cmdでWindows 10 SDK 10.0.14393.0のSetupAPI.Libを使用)

osgeo4wをインストール

osgeo4w-setup-x86_64.exeをダウンロード

起動後、アドバンスインストールを選択

Libs以下のqgis-dev-depsを選択

以下も選択

oci-devel
python3-gdal
python3-jinja2
python3-owslib
python3-psycopg2
python3-pygments

依存するモジュールもインストール

依存関係に対応するパッケージをインストールを選択

ninjaをインストール

https://github.com/ninja-build/ninja/releases/download/v1.7.1/ninja-win.zip

をダウンロード、展開してninja.exeをC:\OSGeo4W64\binにコピー。

QGISの最新ソースをダウンロード

CドライブにディレクトリPROJECTSを作成しカレントを移動し以下のコマンドでclone

git clone https://github.com/qgis/QGIS.git

以下のディレクトリに展開

BUILD

環境変数のバッチを作成

以下のバッチをC:\OSGeo4W64\QGIS-Dev.batに保存

@echo off
set SOURCE=C:\Projects\QGIS
call "%SOURCE%\ms-windows\osgeo4w\msvc-env.bat" x86_64
@cmd

C:\OSGeo4W64\QGIS-Dev.batをダブルクリックして実行すると環境設定を行いDOS画面が表示されるので カレントをC:\PROJECTS\QGIS\ms-windows\osgeo4wに移動し、configonly.batを実行。

DOS画面上でdevenvコマンドを実行してVisualStudioを起動し、C:\PROJECTS\QGIS\ms-windows\osgeo4w\build-qgis-test-x86_64\qgis.sinを開く。

ソリューションエクスプローラのALL_BUILDを選択して右クリックしビルドを実行。

コンパイル時に文字コードのエラーが発生した時はコンパイルオプションに/source-charset:utf-8を設定。

以下はqgis_coreの設定例

BUILDが終了したらALL_BUILDプロジェクトのデバッグ用のコマンドをC:\PROJECTS\QGIS\ms-windows\osgeo4w\build-qgis-test-x86_64\output\bin\RelWithDebInfo\qgis.exeに設定

F5キーでデバッグを実行

確認メッセージが表示されたらいいえを押す。

以上でQGIS起動

C:\PROJECTS\QGIS\ms-windows\osgeo4w\configonly.batは内部でpackage-nightly.cmdを呼んでいる。

package.cmdを呼ぶとリリース版のコンパイルか?